Skip to main content

第1章:Reactってなに?

こんにちは!今日は React のいちばん大事な「考え方」を、やさしく&サクッとつかみます。 キーワードは 宣言的(せんげんてき)。つまり「やり方」じゃなくて “結果(こうなっててほしい姿)” を書くだけでOK、という発想です。🪄

Reactの木


ゴール 🎯

  • 「命令的」ではなく 「宣言的」 にUIを書くイメージをつかむ
  • コンポーネント という「部品」発想を理解する
  • Reactが 画面の差分だけ を賢く更新してくれる仕組みをイメージで捉える

まずは直感でOK:宣言的 vs 命令的 🤔➡️😊

命令的(従来の発想) は、ブラウザに対して 「ここにボタン作って、クラスつけて、クリックのイベントつけて…」と 手順をぜんぶ指示 します。

宣言的(Reactの発想) は、 「青いボタンがここにある状態にしてね」と 仕上がりの姿だけ を書きます。やり方はReactが面倒見てくれます。


ちょい見せ:命令的と宣言的のイメージ 🧪

(イメージ用の擬似コードです。雰囲気だけつかもう!)

命令的(やり方を並べる)

// これはイメージ:DOMを自分で作って操作する感じ
const btn = document.createElement('button');
btn.textContent = '送信';
btn.className = 'blue';
btn.addEventListener('click', () => console.log('clicked'));
container.appendChild(btn);

宣言的(完成形を宣言する)

// Reactの世界観:完成形(=UIの状態)を宣言
function App() {
return <Button color="blue" onClick={() => console.log('clicked')}>送信</Button>;
}

ね?「やり方の手順」より「完成形」を書くほうが、読みやすいし変更に強いよね🌈


コンポーネントってなに?🔩🍰

コンポーネント = UIの部品。 ボタン、カード、ヘッダー、TODOアイテム… ぜんぶ“部品”として再利用 できます。

UIパズル

  • 小さい部品 をつくる → 組み合わせるアプリになる
  • 部品ごとに見た目や動きを閉じ込められるから、迷子になりにくい保守しやすい 🧭

Reactのざっくり仕組み 🧠⚙️

あなたは 「こういう画面にして!」 と宣言します。 Reactは いまの画面理想の画面 の違い(差分)を見つけて、必要なとこだけ サッと更新してくれます。

ポイントは 「差分だけ」。 全部作り直さずに、変わったとこだけ 直すから、サクサクで安全💨


JSXってなに?🧩(さわりだけ)

Reactでは JSX という書き方で、JavaScriptの中にHTMLっぽくUIを記述 します。 見た目はHTML、実体はJavaScript。だから ロジックとUIを気持ちよく連携 できるよ。

function Hello() {
const name = 'みなみ';
return <p>こんにちは、{name} さん!</p>;
}

{ } の中に 変数や式 を入れられるのが気持ちいいポイント🥰


“状態(State)” が変わると、画面も変わる 🌗

アプリには「今なにを表示すべきか?」という 状態(state) がいます。 状態が変わる → Reactが自動で画面を更新。 「ボタン押された!カウント+1」のような 動的なUI を、宣言だけで扱えます。

(stateの詳しい使い方は後の章でたっぷりやるよ💪)


よくある誤解をサクッと解消❗️

  • Q. Reactってフレームワーク? A. ライブラリ寄り。でも、実際の開発では周辺ツールと一緒に使って “フレームワーク的” に運用されることが多いよ。
  • Q. Reactって難しそう… A. 考え方はシンプル。「完成形」を宣言 → Reactが差分更新。 まずはこの 原則 に慣れたら、スッと入れるよ🌟

3分ミニワーク ⏱️📝

  1. 口で言ってみよう: 「左上にロゴ、右上にログインボタン、中央に検索ボックス」 これが 宣言 の感覚だよ!

  2. 宣言っぽい書き方に言い換えてみよう:

    • 「ボタンを作成→青色→クリック登録」ではなく
    • 「青いボタン(クリックで送信)を配置」 と考える✨
  3. コンポーネントの分割を妄想しよう: Header / SearchBox / LoginButton部品に名前をつける だけでOK🧩


用語まとめ(やさしく)📚

  • 宣言的UI:結果だけ書く、やり方はReactが面倒見てくれる
  • コンポーネント:再利用できるUI部品
  • JSX:JavaScriptの中にHTML風にUIを書く記法
  • State(状態):画面の今の姿を決めるデータ。変わるとUIも変わる
  • 差分更新:変わったところだけを賢く直す

チェックテスト(○/✕ でOK)📝✨

  1. 「宣言的」は “完成形(状態)を言う” ことである。
  2. Reactは 画面全体を毎回作り直す
  3. コンポーネントは 小さく作って組み合わせる と保守しやすい。

答え:1=○ / 2=✕(差分だけ直す)/ 3=○ 🙌


次章予告 🚀

第2章:なんでReactなの? では、従来のやり方と比べて どこが嬉しいのか を、実例でサクサク見ていくよ。 今日覚えた 「宣言的」「コンポーネント」「差分更新」 を心にメモっておけばバッチリ💡


おまけ:概念カンペ(保存版)📎

これさえ握っておけば、Reactの海でも迷わないよ〜🏄‍♀️🌊💙