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第108章：【フック】useImperativeHandle（refで「これだけ使っていいよ」と決める）🧙‍♀️✨

この章は「親が子コンポーネントに対して、必要な操作だけできるようにする」回だよ〜！😊 ポイントは 「refで何でも触らせない」 こと 👍✨

今日のゴール🎯​

  • 親 → 子に「ref」を渡す
  • 子は「useImperativeHandle」で 公開していい機能だけ を返す
  • 親は「子の公開機能」だけを呼べるようになる🙌

まずイメージ図🗺️（何が起きてる？）​

  • 親は「子の中の input要素」そのものを触るんじゃなくて、
  • 子が用意した「公開ボタン（API）」だけ押せる感じ！🎮✨

useImperativeHandleってなに？🤔​

「refを使って親から操作できるようにする」だけなら、子の中のDOM（inputとか）をそのまま渡しがち💦 でもそれだと親が なんでもできちゃう（＝壊しやすい）😇

そこで！

✅ 子が「使っていい操作だけ」をまとめて返すのが「useImperativeHandle」だよ✨ つまり “公開メニューを決めるフック” 🍽️

いつ使うの？（使いどころ）🧩​

よくあるのはこのへん👇

  • 入力欄にフォーカスを当てたい（focus）⌨️✨
  • フォームを一括クリアしたい（clear）🧹
  • モーダルを開く/閉じる（open/close）🪟
  • 動画を再生/停止（play/pause）🎬

逆に、普段のUI更新は 状態（useState）でやるのが基本 だよ！🧠✨ 「どうしても命令っぽい操作が必要なとき」だけ使うのがコツ👍

実装してみよう！💻✨（v19スタイル：refをPropsみたいに受け取る）​

今回は「MyInput」という部品を作って、親から「フォーカスだけ」できるようにするよ😊 （次の第109章にそのまま繋がる！）

フォルダ構成（例）📁​

src/
  components/
    MyInput.tsx
  App.tsx

1) 子：MyInput.tsx を作る🧸✨​

  • 子の中で「本物のinput」を指すために useRef を用意
  • useImperativeHandle で「focus関数だけ」公開する
// src/components/MyInput.tsx
import { useImperativeHandle, useRef } from "react";

export type MyInputHandle = {
  focus: () => void;
};

type Props = {
  label: string;
  placeholder?: string;
  // React v19: ref を Props の一部みたいに受け取れる
  ref?: React.Ref<MyInputHandle>;
};

export function MyInput(props: Props) {
  const { label, placeholder, ref } = props;

  const inputRef = useRef<HTMLInputElement>(null);

  useImperativeHandle(
    ref,
    () => {
      return {
        focus: () => {
          inputRef.current?.focus();
        },
      };
    },
    []
  );

  return (
    <div style={{ display: "grid", gap: 8 }}>
      <label style={{ fontWeight: 700 }}>{label}</label>
      <input
        ref={inputRef}
        placeholder={placeholder}
        style={{
          padding: "10px 12px",
          borderRadius: 10,
          border: "1px solid #ccc",
        }}
      />
    </div>
  );
}

ここが超大事ポイント🧠✨​

  • 親が触れるのは「focus」だけ ✅
  • inputの中身（valueとか）は、親が勝手にいじれない 🙅‍♀️
  • 「公開する機能」を子がコントロールできる 💪🌸

2) 親：App.tsx から focus を呼ぶ🎛️✨​

親は「MyInputHandle型のref」を作って、ボタンで「focus」を呼ぶよ！

// src/App.tsx
import { useRef } from "react";
import { MyInput, type MyInputHandle } from "./components/MyInput";

export default function App() {
  const myInputRef = useRef<MyInputHandle>(null);

  return (
    <div style={{ padding: 24, display: "grid", gap: 16 }}>
      <h1 style={{ margin: 0 }}>useImperativeHandle 練習✨</h1>

      <MyInput
        ref={myInputRef}
        label="ユーザー名"
        placeholder="ここに入力してね😊"
      />

      <button
        onClick={() => myInputRef.current?.focus()}
        style={{
          padding: "10px 12px",
          borderRadius: 10,
          border: "none",
          cursor: "pointer",
        }}
      >
        入力欄にフォーカスする👉✨
      </button>
    </div>
  );
}

動作チェック✅🎉​

  • 画面を開く
  • ボタンを押す
  • 入力欄にカーソルが入ったら成功！🥳✨

ありがちミス集（ハマりどころ）🕳️🧯​

1) 押しても何も起きない😢​

  • 親側：refが「null」のままの可能性 → 「myInputRef.current?.focus()」みたいに「?.」は付けてOK！

2) 子で inputRef.current が null 😭​

  • inputに「 ref={inputRef} 」が付いてるかチェック✅

3) useImperativeHandle の依存配列が気になる🤔​

  • 今回は「focusだけ」で中身が変わらないから「[]」でOK👍
  • もし公開関数が state を使うなら、依存配列を考える必要が出てくるよ🧠✨

ミニ理解図：親が呼べるのは“公開分だけ”🔐​

練習問題（やってみよ〜！）📝✨​

練習1：clear も公開してみよう🧹​

  1. 「MyInputHandle」に「clear」を追加
  2. useImperativeHandleで「clear」を実装（inputの中身を空にする）
  3. App.tsxに「クリア」ボタンを追加

ヒント：inputRef.current があるときに value を空文字にするよ😊

練習2：公開しすぎ禁止ゲーム🚫🎮​

わざと「input要素そのもの」を親に渡してみて、 「親が何でもできちゃう危険さ」を体感してみてね😇 （そのあと、ちゃんと useImperativeHandle に戻す！✨）

まとめ💖​

  • 「useImperativeHandle」は refで操作できる機能を“制限して公開” するフック✨
  • 親は「子の中身」を触らず、子が許可した操作だけできる🔐
  • 使いどころは「フォーカス」「スクロール」「再生」みたいな命令系が必要なとき👍

次の 第109章 では、今回の「focus公開」をもっときれいに練習して完成させるよ〜！🥰🎉