第10章:React開発に便利な道具(ブラウザ拡張)を入れる
今日は “開発の相棒” をブラウザに召喚する日! これがあるかないかで、デバッグのしやすさがマジで変わるよ。まずは React Developer Tools を入れて、ついでに便利拡張もサクッと追加しよ〜 🐣💻
ゴール 🎯
- React Developer Tools をインストールして使えるようにする
- Components / Profiler タブの超基本を覚える
- ついでに入れておくと幸せになる お役立ち拡張 を知る
- 困ったときの トラブルシュート を押さえる
まずは全体像(どう使うの?)🧭
① React Developer Tools を入れよう 🧩
対応ブラウザ:Chrome / Microsoft Edge(Windows標準だとEdgeが楽)
- ブラウザを開く(Chrome か Edge)
- ウェブストアで “React Developer Tools” を検索
- 追加 / インストール をクリック → 有効化 🟢
- もしViteを起動中なら、ブラウザを1回リロードしてね 🔄
✅ アイコンは緑の原子みたいなやつ。 ✅ ローカル開発ページ(例:
http://localhost:5173)で効くよ。
② 開発者ツールから React タブを出してみよう 🪄
npm run devでアプリを起動(Viteの開発サーバー)- ブラウザで
http://localhost:5173を開く - F12 もしくは Ctrl + Shift + I で開発者ツールを開く
- 上部タブに “⚛ React”(あるいは “Components / Profiler”)が出てくるよ!
もし見当たらなければ、右端の
>>を押して隠れてないか見てみてね 👀
③ Components タブの使い方(いちばん使う!)🔍
何が見える?
- 画面に表示中の コンポーネントツリー
- 選択したコンポーネントの props / state / hooks
- ツリー上でホバーすると、該当要素がページ上でハイライト ✨
やってみよう(Hello Worldを題材に)
-
左側のツリーから
AppまたはGreetingをクリック -
右側に Props(例:
name: "はるか")や Hooks(useStateなど)が表示 -
値の右に ✏️(編集) があれば、開発中だけ編集可能 → 画面の反応を確認!
例:
nameを"みお"に変えて、表示がすぐ変わるのを見よう 👀
超プチテク
- 画面の要素を右クリック → Inspect in Components で、対応するコンポーネントに一発ジャンプ 🚀
- “Owner stack” を見ると、どの親から来たかが分かって迷子になりにくい 🧵
④ Profiler タブの使い方(動きが重い?を見抜く)⏱️
何ができる?
- どのコンポーネントが 再レンダリング されたかを記録
- レンダリング時間の比較ができる → ボトルネック探しに便利
手順
-
Profiler を開く → Start profiling ▶️
-
ページで操作してみる(クリック、入力など)
-
Stop ⏹ を押す → “どれが何回描画されたか” が色付きで分かる
-
不要に再描画されてる子コンポーネントがいないかチェック
将来の章でやる
React.memo/useCallback/useMemoと相性◎
⑤ ついでに入れておくと超便利な拡張 ✨
- axe DevTools Lite(アクセシビリティ) ♿ クリック一発でA11yの問題を検出。「色コントラスト」「ラベル不足」などを早期発見。
- JSON Formatter / JSON Viewer 📄 APIレスポンスのJSONが読みやすく色分け&折りたたみ表示に。
- ColorPick Eyedropper 🎨 画面上の色をスポイトで拾う。スタイル調整がサクサク。
- Redux DevTools 🧠(必要に応じて) このロードマップではReduxを深掘りしないけど、採用するなら必須級。Action履歴やStateのタイムトラベルができるよ。
入れすぎるとブラウザが重くなることもあるので、まずは React DevTools + axe + JSON あたりからでOK!
⑥ よくあるトラブル 🛠️🆘
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| Reactタブが出ない | 拡張が有効か確認 → ページをリロード → ローカルの http://localhost: で開いてるか確認 |
| まだ出ない | Viteを再起動 → ブラウザを再起動 → シークレットウィンドウで試す(拡張が無効になってないか) |
| 値を編集できない | その値は props直指定 かも。親のstate を編集して反映されるか確認 |
| Profilerが真っ白 | 記録をStartしてから操作→Stopして結果を見る。起動順序に注意 |
⑦ 3分ミッション ⏱️💪
npm run devを起動してhttp://localhost:5173を開く- 開発者ツール → Components で
Greeting(第9章で作ったやつ)を選ぶ nameを別の文字列に変更して画面の変化を確認 ✨- Profiler を開いて、ボタンを何回かクリック → 記録を止めて再描画の様子を見る
- 気づいたことをメモ(「どの操作でどの部品が再描画されたか」)
チェックリスト ✅
- React Developer Tools をインストールできた
- Components で props / state / hooks を確認できた
- ✏️から値を編集して即時反映(HMR)を体感できた
- Profiler で再レンダリングの様子を可視化できた
- 便利拡張(axe / JSON Viewer など)を1つは入れた
次は Module 2 に突入! 第11章:JSXってなに? へ進んで、いよいよ “Reactの書き方” をがっつり掴もうね 📝🌈🚀